認知症・相続

尊厳死宣言

肺には人工呼吸器から酸素が送られ、胃には栄養を送り込むためのチューブが…。
病気や事故等で回復の見込みがない末期状態であったとしても、医療の進歩は「生かし続けること」を可能にしました。いわゆる延命治療です。
「どんなことをしても生きたい」そんな選択もあると思いますし尊重されるべきだと思います。片や、「チューブに繋がれて、ただただ生かされるくらいなら、安らかな最期(尊厳死)を選択したい」という思いも尊重されるべきではないでしょうか。生死観は人によりさまざまであり、己の最期は己で決着をつけたいという考え方も十分尊重されるべきだと思います。
一方、家族は辛い選択を迫られます。「少しでも長く生きていて欲しい」と「早く楽にさせてあげる方がいいの?」の狭間。そこに立たされるのは家族だからです。さらに、のしかかる経済的負担。不謹慎かもしれませんが切実な問題ではないでしょうか。そして、もし本人が尊厳死を望んでいてもそれを知らない家族にとって延命治療を拒否することは「死なせる」こと。家族にその選択をさせることがいかに酷なことかは想像に難くないはずです。
尊厳死とは、簡単に言えば「回復の見込みのない末期状態における過剰な延命治療を拒否し尊厳を持って迎える自然な死」のことですが、現在の日本には尊厳死に関する法制度が整っていないため確実に尊厳死を選択できる方法はありません。しかし、自己決定権尊重の考え方が日ごとに浸透しており、近年では尊厳死宣言書を作成、提示することによって9割以上の医療現場で尊厳死が受け入れられるようになったといわれています。
もしもの時、ご自身のため、そして、ご家族に安心して決断してもらうためにも、あらかじめ尊厳死宣言書を作成しておくという選択があります。

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